また自然が牙をむきました。

8年前大地震と大津波が未曽有の震災を引き起こしました。

そしてまた台風19号が大雨を降らせ,各地で大被害をもたらしました。

今までに経験のない降水量です。としきりに気象予報士が警告をします。

100年に1度などのコメントもありますが、近年では中部地方でも、鬼怒川決壊も、九州地方でも大災害に見舞われています。

こんなにもたくさんの河川が決壊し、多くの街を呑み込み、見るも無残にしてしまう光景は言葉も出ません。

昨日、当クラブのコーチと被災地区に物資を届けてきました。

呆然となり、車外に見えた氾濫後の光景、泥だらけの家財を運びだす方々、休校の学生が一生懸命手伝う姿、冠水した車の多さ、大事な物がたくさんあったであろう家が泥水に浸かったつらさ、大渋滞でも譲り合いながらの運転、譲り合った先には、「ありがとう」や「クラクションの音色」に胸にこみ上げるものがたくさんありました。

経験した人にしか分からない辛さ、大変さです。

寄り添う気持ちを表現するのは、行動しかありません。

被災された方々の思いを汲み、微力ではありますが行動をし続けて行きます。

住める家があること、寝食が出来ること、当たり前が出来る環境があること、

今の私には十分です。

またクラブ生の保護者は、震災の時の経験があるから、大変さが本当にわかるからとおっしゃいます。

当クラブ体操教室、サークルの皆様の大半は、被災地区にお住まいです。

また陸上クラブ生も数人被災にあわれています。

必要な物がありましたら、遠慮なくおっしゃって下さい。

明日、陸上チームクラブ生、保護者に物資提供をお願いしました。

奪い合えば憎しみになります、分け合えば心豊かになります。

仲間が仲間を支え、拠り所となり、困ったときにはお互い様で乗り越えていきましょう。

皆様ご協力の程、どうぞよろしくお願い致します。

また、いわきの多くの世帯が断水しています。皆様大変なご苦労かと思います。

断水はトイレへの影響も大きく、水分が不足がちです。

体調を崩されませんように十分お気をつけて下さい。

また断水は公共施設、学校への影響も例外ではありません。

断水が解消され次第、トレーニングやレッスンを再開していきます。

当クラブが皆様に出来ること、お役に立てるクラブであり続けることを忘れず取りくんで参ります。

当たり前の生活が当たり前

ではないこと、いつも感謝を忘れないこと、言葉が人を傷付けても、言葉が人を救ってくれること、また肝に銘じました。