毎日毎日のトレーニングでクラブ生の顔を見ると、

眠そうに来るクラブ生、だるそうに歩いてくるクラブ生、楽しい時間を待っていたように来るクラブ生、

おしゃべりが止まらないクラブ生、黙々と準備するクラブ生・・・たくさんの姿が目に入ります。

与えられるトレーニングから、進んで行動するトレーニング時間に変化していけば、「そこにある意味」も

理解出来てくるのでしょうが、「きつい、つらい、出来ない」三拍子がそろうと目も顔つきも足取りも曇ります。

「そこにある意味」とは、目標・目的・一番感じてほしい感情は「楽しい」です。

物事に「楽しい」感情があると、上達も早くなります。

「楽しい」感情は、「褒められる・承認してもらえた」事から生まれる感情です。

指導者から見た出来たのラインと、クラブ生なりに頑張って出来たのラインは多少ズレがあったとしても、

クラブ生の目線から出来た事を承認し、褒める。

曇っていた目も顔つきも、クラブ生が欲しかった言葉を発するとバーッと明るくなります。

大人だって褒められたら、承認されたらうれしい。

悪い所を拾い集めるより、長所をたくさん数えてあげる。

「楽しい」感情でどんどんトレーニングに参加してほしいと思います。