この休みを利用して、実家に帰省をしました。高齢の父親の体調もあり、これで会えるのは最後かと思いながら

行った先に待っていたのは、コロナで会えない現状。仕方がないことですがコロナ禍になり、

世の中のたくさんの方が家族や親しい仲間、友達と会えないまま、逝ってしまう時間はもう3年以上にもなります。

第8波到来、いつまで同じ事の繰り返しをしているのでしょうか。

帰省を利用して数年ぶりに上杉神社に参拝をしてきました。

早朝の神社は物静か、厳かな雰囲気で紅葉も色鮮やか、美しい景色に見入りました。

実家を離れ、35年も経つと道も街並みも変化し、観光名所と呼ばれる場所にも自然に行ってみたくなるものです。

神社の中には、上杉鷹山公の

「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」

の石碑があり写真におさめてきました。鷹山公は藩の財政を立て直し、人々が豊かになるために色々な事業に

取り組んだ人です。元アメリカ大統領のケネディ氏が最も尊敬した人でもあります。

若い頃はそんな意味などお構いなし、神社のお堀の周りを冬季間、陸上の練習で何周も何周も走り、凍ったお堀を

眺めては「寒くきつい練習、あと何本、やるしかない」と考えていたことを思い出しました。

「なせば成る」どんなことでもやろうと思って努力すれば、必ず実現出来る。逆に無理だと思ってあきらめ、

努力をしなければ、絶対に実現出来ない、と言う意味です。

この冬季も「なせば成る」それぞれの人生も「なせば成る」ものです。

神社の前で、お賽銭、二礼二拍手、アファメーションでの神様への宣言、一礼。

神頼み、最後は自分頼みです。

今年も残り一か月とわずか。なせば成るで取り組みます。