ひな祭りも終わり、中学生の受験・卒業式、続いて小学生の卒業式、目くるめくサヨナラの行事が続きます。

自宅にも置物タイプの小さなお雛様を飾っていましたが、自宅環境が変化し、昔ながらの七段飾り、五段飾りのお雛様を飾ったら

人間が寝るスペースがなくなります。旬で飾る物、旬で食す物は季節を感じ和みますが、時代でこれも変化している様です。

様々な変化に適応しつつ、季節毎の旬・粋には敏感でいたいものです。

三月に入り、三月から連想するのは別れです。

出会いがあったその日から、別れのカウントダウンが始まりますが、その別れはいつになっても慣れないものです。

執着ではなく、また新しい環境へと見送れる事に感謝と幸せを持ちたいと思います。

 

陸上クラブトレーニングで実施する公園でのロング階段上り。120段ものの階段を一気に駆け上がりますが、一気に駆け上がれない

事案が発生しました。困った・・。どうした・・・? 昨日のトレーニングでの出来事です。

私も経験した事ですが、①体が重い ②トレーニング不足 ③キツいトレーニングへの恐怖心 ④本数に負けるなどの原因があります。

特に③、④は心の問題です。一度キツく辛いトレーニングを経験すると、その時の情景、しんどさを思い出し、またあーなるのか、と

体が先に疲労するのではなく、走ってもいないのに勝手に心を疲労させます。弱さ、負の連鎖です。トレーニングで出来ない事は

レースでも出来ない。トレーニングに必死さを求めず、何に必死になるのか。

立ち向かう心を無くしてしまってはトレーニング効果も半減してしまいます。「トレーニングに、コーチが出すメニューに、キツさに、辛さに」

負けてたまるか!の気持ちの持ち主になる事。最後はつぶれもいいんです。つぶれるだけ走った選手が試合では自信を持ってレースに出場出来る

からです。適当にトレーニングする姿はカッコ悪く、大汗かいて、もがきながらでも、動かなくなった体と足を必死に動かす姿のカッコ良さ。

勝てる選手・勝つ選手ほど地道なトレーニングを大切にし、正面から立ち向かい、誤魔化すことなくやり遂げます。

誤魔化すを、娯(楽しい)増(まさっていく)課(かしていく)さない事に移行する。

そんなトレーニングの継続が雲外蒼天の結果に結び付くはずです。

 

穏やかな日曜日、おいしい食事とおやつとシャバットで日頃の疲れを癒し、良い一日をお過ごしください。