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10.122023
不自由
月初めが過ぎると、1カ月の時間の経過はあっと言う間です。
暑かった夏から今は肌寒さを感じる秋に、あとしばらくもすれば初冬です。
また1年が経つのは早いなあのフレーズですが、今年も瞬く間に年末を迎えそうです。
不自由を感じると当たり前の感謝を実感します。
人間には2つずつの手足、目、耳があります。どちらか一方が使えない状況になったら、まさに不自由の極みです。
臓器の種類によっては左右2つずつある臓器、一つしかない臓器もあります。
人間の体は臓器が2つ存在しないと機能しないもの、一つでも機能する物、何とも不思議で神秘的な人体です。
私の右手は今使用不可の状態(明日には使用許可も出るはず)ですが、何をやっても人の手を借りなければならない、お手間を取らせた時間でした。
お風呂に入れば左手で左手を洗う事が出来ない、ドライヤーを持つ事が出来ない、雑巾が絞れない、なんと苦痛だらけです。
しかし24時間テレビを見れば、不自由な生活を強いられている方々がたくさんいる事を知らされます。
五体満足の体に日頃から感謝をしているでしょうか?人は自分や自分の体が不自由になった時、思いもよらない出来事に遭遇した時に
気付きを持ちます。
しかし時間が経つにつれて、また当たり前にしてしまいます。人間だもの、ではありませんが、そんな気付きを持ちながら
大切さを深めて行くのかもしれません。
健康である事、元気でいられる事、毎日おいしいご飯とゆっくり休める布団がある事、今日も朝から働ける事。
右手の傷の保護テープを何度も貼り直し、はがれてくるストレスにイライラした時も、これだけの事でイライラする自分の小ささにまた気付く。
自分の思い通りにならない事に「不自由を感じる]と思い込んでいる事が一番の原因です。
たまには、こんな状況に自分を置いて有難みを感じる、人の痛さをもっと理解する。
自分に課せられた時間の様に感じました。
痛定思痛。我がを身抓って人の痛さを知れ。
右手が使える様になっても忘れず感謝します。
今日もお読み頂きありがとうございました。
温かな日中ですが、朝晩は冷え込んできます。体調にお気を付けてお過ごし下さい。
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