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12.132024
オーラ
今年も残すところわずかとなりました。今朝の冷え込みは今季一番かもしれません。
朝は非常に強い私ですが、今朝は後五分・・・と布団に潜ってしまいました。それでも体に染み付いた習慣は後五分を許す事なく、
布団を剥いで起床しました。暖房なしの生活にも慣れていますが、思わずスイッチに手を伸ばす寒さ。皆様体調に気を付けてお過ごし下さい。
古き良き時代を知って、時代の流れを感じる。
昭和時代は、部活、学校、隣近所、そして家庭ではよく雷が落ちたモノでした。そこには優しさも溢れていました。
ダメなものはダメ。境界線がはっきりしていました。目上目下の関係も厳格で身が引き締まる時代。しかし時代が移り変わり、
今はあやふやな境界線。
子どもを守る社会も大きく変化しました。隣近所での声掛け、生活の中での見守り、助け合い。
しかし今は「関せず」が社会のルールになっている事もあります。隣に住む人はだれ? 同じ環境にしても、知らない人にあっても挨拶もしない。
疑う事が大前提です。関わりが薄い時代に、どう人と接して行くのか。
中学クラブ生には、小学生の面倒を見たり、声で仲間を助ける、引っ張ると言うコーチングをしています。
もちろん小学生も同じですが、出来る範囲が異なります。
これが出来てくると自然体の動き、陸上パフォーマンスにも良い影響を及ぼします。連動性です。
自分に向ける事、相手に向ける事は同じだからです。
特に目を引くのが、中学二年生の女子クラブ生。このクラブ生の声、言葉掛け、笑顔は場の空気を一変させます。
持ち前の性格と明るさがこの行動に表現されているにせよ、今シーズン随分辛い思いをしたのも事実です。
辛さを知って行動を変える努力、くじけない心、周りまで明るくさせる声。どれも素晴らしい事です。
男子クラブ生二名もこの行動の変化が見られています。この選手達は県内でも決勝に上がる選手、そして県内トップクラスの
実力を付けました。
体から発せられるエネルギー、その人が持つ力はオーラとなって人をひきつけます。作ろうと思って作られるモノではありません。
自然に、自分の思考、感情、行動、実績、取り組み方がこのオーラを作り出していきます。
これはこれ、あれはあれ、ではなく、生活も、勉強も、人への接し方、全て繋がっています。
この三名の中学生は、将来社会に貢献出来る大人に成長していけるでしょう。
そして来季、なりたい自分、目標とする結果に満足出来る努力を今後も惜しまないと思います。
現在世にあふれる愛情も素晴らしいですが、二昔、三昔の愛情も人を育てます。
水を与え過ぎず、水を与えない事もせず。
クラブ生が持っている力をより向上出来るように、より個々に持つオーラが輝きを増すように
馬車馬であり続けたいと思います。
インフルエンザが猛威を振るっています。感染症にお気を付けてお過ごし下さい。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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