あっと言う間に11月も終わります。2024年も後１カ月となりました。

小さい頃12月と言えば、冬休み、クリスマス、お正月とウキウキする事が多かった様に感じますが、

現在の年齢になって真っ先に思う事は、今年も無事に過ごす事が出来た感謝と来シーズンのクラブ生の活躍を願う事です。

1月1日に起きた能登半島地震から間もなく１年になります。先日も大きな揺れがありました。

今も不自由な生活を送っている方々がいる事を聞きました。普通の生活が送れる日が早く来ますように祈るばかりです。

華やぐ街の明かりも原発によるもの、風力・火力、人は何かに頼らなければ生活が成り立ちません。

資源、エネルギーを大切に、をもっと考えて行かなければならない時代の様です。

プレゴールデンエイジ、ゴールデンエイジと呼ばれる時代の子供の運動経験はとても大切です。それ以降の運動を左右すると言っても過言では

ありません。リズム感、柔軟性、持久力、調整力、巧緻性等どれも経験値によって向上します。

現代はツールや機器の発達により、指先と目の動きだけで事足りる様になりました。

冬季になりますと、当クラブは縄跳びを実施します。前飛び、後ろ飛び、前後二重飛びの後に、２分間縄跳びを実施、その後すぐに二重飛びを30秒間

行います。

何を目的としているのか・・・ここが問題になります。

ただ飛ぶだけのトレーニングはあまり意味がありません。縄跳びには「リズム感・持久力・体幹・つま先強化・集中力」を

一気に向上させる特性があり、また体を温めるのにはもってこいの運動です。一夕五鳥の運動。

縄一本でこんなにもすごい経験が出来る運動を導入しない訳がありません。

時々、持久走がダメで、遅くて、等とお話をしてくれる保護者の方がいらっしゃいますが、持久走の練習はそれだけの練習に留まります。

しかしいつの間にか「あれも出来るようになった、これも出来るようになっている、楽に運動が出来るようになった」「集中力の持続が変化した」

と、実感が出来る事が多くなって楽しさやもっとやってみたいに繋がり、運動の質や幅が変化します。

出来ないのはやっていないだけ、経験をしてこなかった、面白さを知らなかった、習得すべき運動に過ぎなかった、と言う事です。

以前にも記載しましたが、「ジャガイモ・人参・玉ねぎ・お肉」で何を作る事が出来る?

カレー、シチュー、肉じゃが、コロッケ、グラタン、工夫次第で何にでもなります。

経験値も然り。基礎を身に付け、たくさんの運動経験と楽しさを知る。経験値の向上が将来の自分を変えて行きます。

また来週も楽しくトレーニングしましょう。

※中学生は楽々三重跳びが出来るようになりました。経験値アップです。

今日もお読みいただきありがとうございました。

朝晩の冷え込み、日中との寒暖差にお気を付けてお過ごし下さい。