今年を振り返ると、全国大会出場選手、県大会優勝選手のレベルの向上が目立つと共に、小学生の走力アップ・トレーニングに取り組む意識の向上も多々見受けられました。

あるクラブ生は陸上を始めた頃、足にキネシオテープを貼り、自信無さげにトレーニングをしていました。

痛いのか・痛くないのかも分からず、キネシオテープを貼れば早く走れないことも、うまく表現できない事も言い訳が出来るようにその行動をしているのかと感じました。

それ以上に心にもキネシオテープを貼り、言い訳に前付・後付をしている姿に何とか出来ないものかとも思いました。

やるからには強くなって欲しい・楽しんでほしい・夢を実現化してほしいと願いながら向き合った2年間、自信を持てなかった自分も、自分の気持ちすら口にしなかった姿ももうなくなりました。

今では追われる立場のplayerに成長しました。

すべては自分次第、意識の持ち方です。願っても祈っても現実行動に移さなければ何も変わらない。

そのクラブ生を見るたび貪欲に取り組む姿勢に、たくさんの会話ができるようになった思考に、強くなりたい、全国で戦えるようになりたいと願う強さに、できる限りの時間を共にしたいと思います。

クラブ生全員が大切な存在です。