大人になっても褒められることは、大変うれしい事です。特に幼少期・児童期は承認欲求が強く、見て見てとアピールをし自己の心の栄養を満タンにします。

承認された事は次のチャレンジにも影響し、やってみたい、やる!と変化していきます。

出来なかった事をずっととがめられるより、次に向かうためには何をする?未来系の思考がモチベーションと行動を変えます。

当クラブにY君、今年中学三年生になる選手が在籍しています。入会した当時はいつまでもつかな?が私の本音で、いつ辞めると言われるのかと思うこともありました。

現在はフィジカルはすっかりアスリートになり、安心して見ていられるようになりました。まだ心もとない部分はあるものの、随分な成長です。

この選手の最大の良さは、素直さと笑顔です。聞く力、傾聴とまでは行かないものの、話を聞こうとし、話をしてくれるようにもなりました。

言葉の使い方もコミュニケーション能力も向上しました。

選手もコーチも良い感情を持つ事も、嫌な感情を持つこともあります。そこに一緒に積み上げた時間と信頼と正直な言葉が存在すれば良い方向に向かっていけます。

お互いの承認です。コーチは親にはなれません。でも子供のようにかわいい。時々ご両親から(仮)親の立ち位置を頂きます。

親と言う漢字は、立・木・見で成りたっています。時には目線を一緒に、時には上から見守り軌道修正をする。

今年は福島全中、目標に向かって一緒に戦います。