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3.62024
「うらやましい」感情
毎日のように吹く強風に髪もゴミも飛ばされ、体感気温もぐっと下がります。
梅の花も飛ばされないように必死に木にしがみつくように、雨が降っても強風の中でもきれいな花を咲かせています。
季節はしっかり前に進んでいます。
「寒い」と言う言葉の連続から、春に向けて前進する楽しみを持ちたいものです。
人が持っているもの、人の出す結果、自分にはない物を他人の持ち物と比較して「うらやましい」と思う事がしばしば
あります。特に若い時は比較やまねで自分を上げて行こうとする傾向があります。
「うらやましい」で気持ちが収まればいいのですが、「うらめしい」まで感情が変化すると執着や憎いと言う
人を承認出来ない感情になっていきます。
人との比較は大いにありますが、持って生まれたもの、環境、身体的な特徴は変える事が出来ません。
とかく人間は自分が持っていない物を欲しがる、自己欲求、他者承認が強いと言われています。
隣の芝生は青く見えるではありませんが、人それぞれの悩みも苦労もあります。
人に「うらやましい」と感じたら、「何にうらやましさを感じているのか」を考えてみる。
自分の環境や行動を振り返ってみる。
人に対する感情より、自己承認にスポットを変えてみる。
無いものを数えるより、自分が所持しているものを数えてみる。
結構いいもの、すごいものを所持していますよ。
「うらやましい」と思う前に、その人はどんな努力や行動、継続をしてそうなったのかを知る事の方が
大切です。その人を「うらやましい」と思うと同時に、違う人から自分もそう思われているかも
しれません。
「うらやましい」感情も自分を向上させるのには、都合の良い感情かもしれません。
振りかざす「うらやましいでしょ!」「うらやましい・・・でネガティブ」になる感情ではなく、
向上心の「うらやましい」はきっと結果に直結するはずです。
今日もお読み頂きありがとうございました。
寒い一日となりそうです。温かくしてお過ごし下さい。
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