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4.82024
俯瞰力
令和六年度がスタートしました。
ご入学・ご進学おめでとうございます。自宅の窓から見える桜も満開になりました。一瞬で散ってしまう桜ですが、
四季を通じてこんな言葉があるそうです。
夏が終わる。秋が終わる。冬が終わる。しかし春が終わるとは言わず、春がくる。
待っていた温かな日差しで活動が始まる季節です。
昨日、初戦を終えました。うかうかしてはいられません。次に向け前進あるのみ。
「俯瞰力」物事・事態を全体的に眺める事が出来る力です。高い所から見下ろす事が出来ると言う意味で「鳥瞰」とほぼ同じ
意味だそうです。
俯瞰力は全体像をとらえる力でもあります。
昨日の結果を俯瞰してみると、全体的に仕上がりが低い。
指導者的目線から言えば、出来高はこれぐらいと言うボーダーラインを設けますが、ほぼ下回りました。
毎日のトレーニングでかける言葉を流す傾向にあるのか、言葉自体を理解しようとしないのか、言葉の意味を
考えないのかと考えてみました。
指導者が出す言葉のオウム返しではそこにある言葉の存在は消されてしまいます。
トレーニング中、リラックス状態にある良い走りが、レースに直結するにはどんな事が大切なのか。
それは個々に違います。
トレーニング中に自分にプレッシャーをかけ緊張を想像する。
隣のレーンに他選手がいる想像をする。
スタンドに沢山の観客がいることを想像してどんな自分になってしまうのかを思ってみる。
結果を出す走りをするには、をトレーニング中考える。
明確に行動に移しやすいように下準備をする。
指導者に指示される前に、アドバイスを行動に移してみる。
俯瞰力の向上です。走りだけではないこと。全体的に自分はどうなのか?の疑問や工夫、二つの目+心の目、体の目、環境に目を
向けてみること。
実力があるのに結果が出せない事にただただ残念でなりません。
次は価値のある負けから、価値のある勝ちにします。
今日もお読み頂きありがとうございました。
桜は人を魅了します。クラブ生の走りが人に元気を与え、人を魅了するぐらい向上出来るように
今日も取り組みます。
雨が多い季節、体調にお気を付けてお過ごし下さい。
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