連日の甲子園、選手のはつらつとしたプレーもさることながら、吹奏楽の音楽の響きがより甲子園を活気付けています。

音楽は、音を楽しむ。楽しむだけではなく、落ち込んでいたら励ましてくれる事も、自分のノリが悪い時は好きな音楽でモチベーションを上げる事も出来る。

携帯とイヤホンの爆発的な普及でいつも音楽が傍にあります。音楽は人の感情に寄り添ってくれる素晴らしいアイテムです。

スポーツにも有効で、競技者を元気付けてくれるのは、声援や音楽、競技前のアップで音楽を聴きながら集中している選手の姿をよく目にします。

そんな音楽を奏でてくれる歌手や吹奏楽の部員の皆さんも競技者と同じように努力をし、練習をし、高みを目指しているはずです。

誰かの為に頑張る、仲間の応援をする、自分の持っている能力を人の為に使う、何種類もの楽器の音の重なりが綺麗な音楽になり、人を魅了する。

ここ数年、甲子園から音楽が消え、声が消え、改めて音の素晴らしさに気が付きました。

感動を与えるために行動を起こしているのではなく、ひた向きな心と一生懸命な行動に感動するのでしょう。

人を動かす、人を思うと言うことを音楽から学んだ日でした。