1月とは思えない温かさです。次にやってくる寒波に身心共に疲弊しそうですが、体調管理に気を付けてお過ごし下さい。

最近、YouTubeで丁寧に暮らす女性の動画に見入る事があります。またその真逆に丁寧に暮らせない女性の動画にも見入る事があります。

丁寧な女性はあらゆる所で全てが分量通り、用途によって使う物も違います。ありとあらゆる生活雑貨が揃っています。反対に丁寧ではない女性は大は小を兼ねるで、同じ鍋、フライパンで何でも作っています。

どちらが良い。と言うお話ではありません。どちらも人それぞれの考え方で、ライフスタイルが決まっていますからやりたい様に生活することが何よりです。

動画に見入りながら、思う事がありました。

手加減と匙加減。レシピ通り、忠実に摺り切り一杯まできっちり測るのか、ざっくりとこんな感じで自分の感を頼りにするのか、性格と特徴が映しだされていました。

自分は後者の方ですから、同じ物を作っても味が微妙に変わります。お正月用に作った伊達巻２本も味も色も違いました。

何が言いたいのか、と言うと、手加減、匙加減、与え過ぎず、言い過ぎず、の加減が大事なのだと思います。

植物に水を与え過ぎたら根腐れをしてします。しかし水を与え過ぎなくても枯れてしまう。

言葉も同じです。言い過ぎたら言葉は宙を舞い、相手に言葉は届きません。言葉をかけなさ過ぎてもこれまた相手に伝わらない。

丁寧も丁寧じゃなくても加減だと思います。

人からの加減を当てにするのではなく、自分の加減で進む。努力する。

人が見ている場所での努力ではなく、ひっそりと自分を磨く努力を重ねた人の評価は高いものです。

同じ材料で同じ食事を作っても、人によってカットも、味も、色も、盛り付けも違います。その人が持つセンスと加減が生み出す物ものです。

トレーニングも同じ、自分の加減、センスを磨きながらな長丁場の冬期、乗り切って行きましょう。