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2.252023
切磋琢磨
㋁最終週、あっと言う間に時間が過ぎました。
平等に時間は与えられつつも1日24時間の時間経過はいつもあっと言う間です。
もう春もすぐそこまでやって来ています。来月にはきれいな桜も咲き、陸上もシーズンに入ります。
高校時代、音楽の授業の担当で担任でもあった、○○先生がこんな質問をしました。
先生「雪が解けたら何になる?」
私「雪が解けたら春になる。」
クラスの大半は「水」と答えていましたが、毎日キツく厳しい練習を実施した時間があまりにも冬季間は長く、1日も早い春の訪れを待っていた
自分の言葉だった様に覚えています。クラブ生もこの冬季、キツく厳しいトレーニングを真っ向から受け止めています。
春の訪れが今年も待ち遠しいです。
先日、小学6年生男子が5000m×2にトライアルしました。水曜トレーニングのメニューでしたが、同曜日いつもクラブにお声掛け下さる
水練チーム(大人の部活動、しかしレベルは高く非常にメニューも走りも素晴らしい団体)さんのお力添えの元、10000m走り切りました。
その前週は9000m。走り切った後の顔は自信でいっぱいでした。
その事を中学1年生男子、長距離を専門にするクラブ生に話したところ、自分が走った事のない距離に悔しさを覚えたと反省ノートに記載。
そして自主トレでその距離を走ったと記載。
この中学生、仲間、クラブ生への声掛けは勿論の事、クラブ生の背中に手を回しそっと勇気付ける光景がいつも目に入ります。
この2人、順風満帆に成長して来たわけではありません。
怪我をし、随分走れなかった時間もありました。痛みを知る、走れない時の心の有り方、怪我から学んだ事は今に生きてているようです。
強くなるとは、走りだけではなく心・行動・言葉・思いやり・優しさに現れます。
お互いに声を掛け合い、お互いの行動に息を合わせながらトレーニングに向かう姿勢に、成長と凄さを感じます。
仲間を承認するからこそ、自分が出来ていない事が悔しい、だから自分も取り組みをもっと強化する。
12、13、14歳のクラブ生が頑張る姿に大人も負けてはいられません。感謝と有り難うを持って待ち遠しい春を迎えます。
報われない努力はありません。他の選手も一生懸命トレーニングをしているはずです。でも簡単に負けない、簡単に勝たせない粘り強さ、
走りも心もこの冬季で向上しました。シーズンが楽しみです。
今日も強風が吹き荒れています。午後も元気に笑顔でお過ごし下さい。良い週末を!
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