10連休の間に時々行ったコンビニやあるお店で見かけた本がありました。故樹木希林の綺麗な自筆の文字が目を引きました。

パラパラと本をめくると、故樹木希林さんの言葉や生き方が書いてありました。生きて存在している間は、当たり前が当たり前であり、存在に感謝をしたり、その存在を無くす感覚はわかりません。

そんなに希林さんに思い入れがあったわけでも、ファンだったわけでもなかったのですが、独特の感性と物言いが好きでした。

失礼な言い方ですが、美しいかと言えば個性的であると言った方が合うような気もするのですが、遺影の写真をテレビで見たときに綺麗と目を奪われました。

希林さんの生き方、凛とした物の捉え方、言動に責任のある姿があの表情だったのかと感じました。

少し前に、自分が存在しなくなった時にどれだけの方が悲しんでくれるのか、どんな心を残せるのかと言う話を聞きました。

人は生かされ、支えられている事、当クラブで仲間として一緒に時間を共にする大事な存在に感謝をし、希林さんのように自分らしく生きたいと思いました。

まだ拝読していませんが、人の欲と雪は道路を見えなくすると一説に書いてありました。

歩く道と自分の進む道を掛け合わせた一説と思います。欲に目がくらむと言いますが、雪が積もっても解けても水や氷となり行く末の障害となります。

自分を奮い立たせる程よい欲であれば、道も見失う事無く、しっかり歩んでいけるのかもしれませんね。

その人の背中の大きさは生きてきた年輪のようなものなのかもしれません。

故樹木希林さんに合掌。